Ⅰ使用量は少なすぎないこと
酵母が多少減ること自体よりも、一緒に減ってしまう麹由来の酵素が品質に影響します。
なぜ? 酵素の量が不足すると、甘味・うま味・香りを引き出す働きも弱くなるためです。
最低 8% が基準あこ天然培養酵母のパンづくりは、酵母による発酵と麹由来の酵素による分解が一緒に進みます。この特長を知ることが、おいしさへの近道です。
ここを外すと、あこ天然培養酵母らしい味わいや生地の状態が崩れやすくなります。
酵母が多少減ること自体よりも、一緒に減ってしまう麹由来の酵素が品質に影響します。
なぜ? 酵素の量が不足すると、甘味・うま味・香りを引き出す働きも弱くなるためです。
最低 8% が基準他の酵母とのミックス・併用は避けましょう。酵母と麹、それぞれの働きのバランスが崩れてしまいます。
なぜ? 麹由来の酵素は、酵母よりもゆっくり働くため。発酵だけが先行すると、本来の味わいを十分に引き出せません。
単独使用がベスト塩の配合量が多いと、麹由来の酵素が働きにくくなります。
なぜ? 酵素は、特別な働きをするタンパク質。塩が多いとタンパク質が締まり、酵素の働きが弱くなるためです。
2% 以上は避ける甘味・うま味・香りを引き出すのが、あこ天然培養酵母の得意技です。
加熱処理された素材より、生に近い素材の方が、その持ち味を活かしやすくなります。
たとえば野菜なら、粉末よりもペーストの方がおすすめ。素材本来の風味を引き出しやすくなります。
酵素を含む副材料との掛け合わせは、分解が進みすぎることがあります。生地の状態を見ながら調整しましょう。
素材の力を引き出すため、原材料が高騰するなかでも、シンプルな配合で十分なおいしさを目指せます。
素材の自然な甘さを大切にするレスペクチュスパニス製法と相性がよく、初心者の方にもおいしくつくりやすい方法です。
一般的なイーストの感覚より、少し長く・少し低く。生地の変化を丁寧に見極めます。
一般的なイーストのパンより、発酵が進んだように見える頃が目安です。アルコール発酵だけでなく、麹由来の酵素分解も一緒に進むためです。
酵母が変われば、グルテンのゆるみ方も変わります。配合や生地の状態に合わせて調整してください。
38℃など高温にすると、生地がダレやすくなります。40℃に近づくほど麹由来の酵素も活性化し、分解力が強くなるためです。
あこ天然培養酵母では、酵母と麹菌に加えて乳酸菌も活躍します。そのため、たとえばフランスパン生地では、ビタミン添加剤やモルトエキスを加えずにつくることができます。